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ToolsInventor

Inventor Vault で他人のファイルをローカルだけで編集する

Vault からチェックアウトせず取得し、ワークスペース外にコピーして編集することで Vault に影響を残さない手順

要点: Vault からは「チェックアウトせずに Get」→ ワークスペース外に Pack and Go で持ち出し → コピー側を Inventor で編集する。これで Vault リポジトリには一切書き戻らない。

最短手順#

  1. Vault Client を開く → 対象ファイルを検索
  2. 右クリック → Get / Get Latest Version (Check Out のチェックは外す)
  3. Inventor を起動 → 該当ファイルを開く → File → Save As → Pack and Go
  4. 出力先を Vault ワークスペース以外 (例: C:\Users\<name>\Desktop\sandbox\) にする
  5. 元ファイル (.iam を含めた参照ツリー全部) がまとめて出力される
  6. コピー側を開いて自由に編集・保存

Vault Client で操作したファイルは自動で参照が張られるので、ワークスペース外にコピーしない限り「間違えて Check In」する余地が残る。Pack and Go で切り離すのが確実。

なぜ「開いて Save As」だけでは危ないか#

Vault のワークスペース (workspace) 配下にある .iam / .ipt は Vault と紐付いている。編集して保存すると:

  • Vault は「Read-only」フラグを付けてローカルを保護する
  • しかし Inventor は保存時にこの Read-only を外して上書きしてしまう (Autodesk KB)
  • 結果ローカルと Vault が乖離し、後で Get / Refresh すると変更が全部消える
  • 逆に間違えて Check In すると他人の版を上書きする

つまり Vault ワークスペース内に居る限り「Vault に影響ゼロ」は保証されない。

3 つのやり方の使い分け#

やり方Vault への影響参照 (Assembly)使いどころ
Pack and Go でワークスペース外にコピーゼロ全部束ねて出る他人の設計を触ってみたい・派生検討
Copy Design (Vault Client)Vault 内に新ファイル作成参照付け替え可派生を正式に Vault に残したい
チェックアウトして編集Check In すれば反映通常運用正式に修正を戻すとき

「見て編集して捨てる」用途なら Pack and Go 一択。

参照付き Assembly の注意#

  • 単体の .ipt なら Save As だけで足りるが、.iam は参照する .ipt, .iam, .idw すべてを同時に持ち出さないと開けない
  • Pack and Go は File → Save Copy As → Pack and Go から起動 (Vault 環境が有効だとリボンに直接ボタンが出ることも)
  • 出力時に Copy referenced files を必ずオン
  • Skip libraries はデフォルト ON でよい (標準部品は環境側で解決される)

もしうっかりワークスペース内で保存してしまったら#

Hagerman の解説にある 3 択:

  1. Vault を正とする: Vault Client で対象を右クリック → Get Latest Version で上書き取得。ローカル変更は捨てられる
  2. ローカルを正とする: Vault で Check Out → Check In で戻す (他人と共有中の版なら要相談)
  3. 別ファイル化: Autodesk Design Assistant で参照を張り替えて別名保存 → Vault に新規登録

「触ってみただけ」なら 1 を選ぶ。

関連#

参考#

最終更新:

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